株式会社 IKU

軽貨物ドライバー育成ならIKUに相談

代表の想い

その「社長のお悩み」まるっと解決できることを知っていますか?

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代表 内藤由紀子
初めまして。株式会社 IKUの代表、内藤由紀子と申します。軽貨物の会社の様々な問題を解決する支援事業をしています。

私は「元大手運送会社勤務」「元軽貨物会社の役員」として活動してきました。
そして、様々な課題に取り組み解決をしてきました。

  • 労働問題に関心を持ち社労士の資格を取得
  • 契約ドライバーの環境改善に取り組み、ドライバー不足の問題を解決
  • 「選ばれるドライバー」になるべく、マナー教育の強化

その結果、私の在籍していた会社は経営が安定し収益もアップしていきました。

軽貨物の業界は伸びている業界です。でも、人の入れ替わりが激しく多くの会社の経営は安定しません。 常に委託ドライバー募集をし続けなければならず、辞めるドライバーがいると社長自らが代わりに現場に入らなければなりません。

「ドライバーさえ安定すれば、もっと会社を大きくできるのに」

そんな声に応えるため、軽貨物業界の社長が安心して経営ができるために。 他の業界の社長さんと同じように、軽貨物の社長さんが、ゆっくり安心して休むことができるようになるために、活動をしています。

大手宅配会社での過酷な労働の末に退社
軽貨物の業界へ。

私は大手宅配会社で働いていました。 その会社は、慢性的な人手不足、ECの普及による宅配の増加、そして長時間労働。 休みも取りづらい環境で、働く人が辞めていく、そしてますます人手不足になる。 そういう過酷な環境でした。

「何でこんなに働かなければならないんだろう?」

こんな疑問を持ち始めたとき。たまたま社労士さんの講座を聞く機会がありました。 そこから労働問題に興味を持ち、私は社労士の勉強をするために9年間働いた職場を退職しました。

その後は、社労士事務所に転職。 働きながら社労士試験の勉強していました。

社労士事務所で働き始めて1年後、別会社に転職をします。 前職で知り合った軽貨物の社長から「会社を手伝って欲しい」と言われたのがキッカケでした。 私は会社のナンバー2として、入社することになりました。

決め手は社長の言葉。
「軽貨物ドライバーの地位や待遇を向上したい」
という一言でした。

大手運送会社の突然の契約終了。そして、委託ドライバーさんの一斉解除。

こうして私はナンバー2として軽貨物の会社に転職をしました。

仕事は色々な事を担当しました。
配達をしたり、新人ドライバーさんの教育をしたり、クレーム対応をしたり。
ほぼ毎日現場に出て汗を流す。そんな感じで働いていました。

会社のメインの売上は、某大手宅配会社(A社)の仕事でした。受注単価も良く安定した仕事内容です。多くの委託ドライバーさんがこのA社の仕事に関わっていました。

入社して1年半後。継続して勉強していた社労士の資格も何とか合格。

そんな状況が一変します。
入社して4年目の夏のことです。A社から突然契約を打ち切られてしまったのです。

原因は、A社の経営方針が変わったためでした。

外注はしない、A社内で運用するという事になったのです。自社に問題があるわけではないのに、突然契約を切られる…切実な問題でした。

そしてこの問題はより大きな影響として噴出してきます。委託ドライバーさんの三分の一が辞めてしまうという事態が発生したのです。

自社にはA社以外の仕事もあり、会社としては委託ドライバーさん達に、その仕事をして欲しいという旨の話をしました。しかし委託ドライバーさん達は受け入れてくれません。

その仕事がA社の仕事よりも単価が少し安かったからです。今まで自社で働いてくれていた理由もA社の単価が高く、報酬が良いという理由からでした。

つまり、その条件がなくなり、自社で働く理由がなくなってしまったのです。単価の安い会社には魅力がない。簡単に契約を解除されてしまう。
残念ですが、自社と委託ドライバーさんはそういう関係でした。この出来事をキッカケに私は色々考えるようになりました。

このままでは会社は良くはならない。何か変えていかなければ。
単価に左右されずに「この会社の仕事がしたい」と思ってくれる人を増やす必要がある。

『自社に愛着を持った委託ドライバー』
『定着をしてくれる委託ドライバー』

こんな方を増やさなければ自社に未来はない。こんな風に考えるようになっていました。

ドライバーさんが定着したい会社って、どんな会社なんだろう?

「どうやったら、委託ドライバーさんが定着してくれるんだろう?」 私はこう考えることが多くなっていました。 委託ドライバーさんが契約を切る決断をするとき。 主な理由は 「仕事が割に合わない」 「もっと条件のよい現場(会社)をみつけた」 というような感じです。 単純な条件比較の場合が多い。

そこで、社長と相談し

  • 委託ドライバーさんにとって、お金にならない仕事(雑用)は依頼しない
  • 希望する休みは極力とれる環境にする
  • 委託ドライバー、クライアントさん、両者のフォローができる担当者を置く

ということをしてみました。

不満が発生する要素を減らし、問題が大きくなる前に気づける体制を作ったのです。 そうしたところ、委託ドライバーさん側からの契約打ち切りが減少。 定着する人が増えていきました。

また、未経験者で初めて軽貨物ドライバーになるという人の契約を積極的にしていきました。 仕事を一から丁寧に教え挨拶等のマナー教育も合わせて行っていきました。 その結果、未経験の方は会社への愛着も感じてくれるようになり、より委託ドライバーさんの定着率が改善されていきました。

辞める人が減った自社の売上は上昇カーブを描き、経営は軌道に乗り始めました。

定着率が改善したのはこの「働く人」についてを専門分野とする社労士としての知識も大きかったのかもしれません。

大きな仕事を受注。しかし…

そんなある日。
大口のクライアントさんから新事業への協力という話が舞い込んできました。

そのクライアントさんとしては初めての試み。
今までは支店クラスでのお付き合いだったのが、本部直轄の大きな事業。 ただ、初めてだからこそ、何が起きるかわからない不安もある。 そういう内容でした。

引き受けるかどうか?社内でも意見が分かれました。最終的には自社としてもチャンスの話だったこともあり、積極的に協力をすることになりました。

しかし、実際に業務が始まると、問題が発生します。
当初提示された業務内容と大幅に中身が違ったのです。

職場環境が整っておらず、委託ドライバーへの負担が増大し疲弊していくという状況でした。 クライアントさんの中でも役割が明確でなく、現場は荷物が混在し『大混乱』。 その結果、長時間労働が常態化し、委託ドライバーの離脱者が続出する、という事態となりました。

穴埋めのために、私を含め社員総出で休みなく業務をこなし、何とか現場を回す・・・ 綱渡りのような現場が続いていました。

事業が成長するために、大きな決断をする

今回の新事業は、単価が高く、会社としての売り上げ増大が見込めるものでした。
しかし、この新事業は委託ドライバーさんが「働きたいと思う環境」ではありませんでした。

このまま事業を継続しても、委託ドライバーの定着率が更に悪化をし、元の「委託ドライバーを常に募集している」状態になる、、、
このままでは自社を信じて働いてくれている委託ドライバーさんもやめてしまう。それでは申し訳ないし、意味がない。

私たちは検討を重ね、この新事業は別の会社へ引継ぎ、撤退をすることにしました。

その後は初心に戻り、継続して受託している宅配会社の仕事を増やす活動に注力をしました。 ベテラン委託ドライバーさんの定着率は安定し、未経験ドライバーさんも順調に人数が増えていきました。

会社は上手く回り始め、事業は再び上昇カーブに乗って行きました。

株式会社 IKU設立
「軽貨物ドライバーの地位や待遇を向上のために」

その後。会社は変わっていきました。
委託ドライバーさんたちは自分たちで問題解決ができるようになっていました。

チームで力を合わせ、自発的に助け合いをするようになっていました。

2021年3月
私は前職である軽貨物の会社を退職しました。

理由はいくつかありますが、一番大きな要因は、
「軽貨物ドライバーの地位や待遇を向上したい」 という、この業界に入るキッカケになった想いがさらに強くなったからです。

社労士の資格を取得したこともあり、軽貨物業界のために「自分にできること」は沢山あると感じました。
そして、「自分にしかできないこともある」と思い始めました。

2022年8月。私は会社を設立しました。
軽貨物の会社の経営をサポートする会社です。

特に力を入れているのが『委託ドライバー教育』『リーダー教育』『社員教育』です。
委託ドライバーさんの働く環境を整え、「働きたい会社」を作るお手伝いをしたいと思っています。 私が過去に培ってきた採用ノウハウも役立てていきたいと思っています。

そして、この業界に入る時に言われた言葉。 「軽貨物ドライバーの地位や待遇を向上したい」 この世界を実現するべく活動をしていきたいと思っています。

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